べき乗・指数をリアルタイムで計算
この累乗計算機は非常にシンプルです:
累乗(るいじょう)とは、同じ数を複数回掛け合わせる演算のことです。x^a という表記は「xのa乗」と読み、xをa回掛け合わせることを意味します。
累乗は「^」(キャレット)や上付き文字で表記されます。例えば、2の3乗は「2^3」または「2³」と書きます。プログラミング言語では「**」を使う場合もあります(例:Python)。
累乗計算には、計算を簡単にするための重要な法則があります:
xa × xb = xa+b
例: 2³ × 2² = 2⁵ = 32
xa ÷ xb = xa-b
例: 2⁵ ÷ 2² = 2³ = 8
(xa)b = xa×b
例: (2²)³ = 2⁶ = 64
x0 = 1 (x ≠ 0)
例: 5⁰ = 1、10⁰ = 1(0以外のすべての数)
x-a = 1 / xa
例: 2⁻³ = 1/2³ = 1/8 = 0.125
累乗計算は、様々な分野で重要な役割を果たしています:
物理学や化学では、面積、体積、エネルギーの計算に累乗が使われます。例えば、光の強度は距離の2乗に反比例します(逆二乗の法則)。重力も同様に距離の2乗に反比例します。
複利計算では累乗が不可欠です。元本×(1+利率)^年数 という公式で、将来価値を計算します。例えば、100万円を年利5%で10年間運用すると、100万 × 1.05^10 = 約162万円になります。
データ量は2の累乗で表されます。1 KB = 2¹⁰ バイト = 1024バイト、1 MB = 2²⁰ バイト、1 GB = 2³⁰ バイトです。アルゴリズムの計算量もO(2^n)のような累乗で表現されます。
信号処理、電気回路、構造計算など、工学の多くの分野で累乗計算が使用されます。例えば、音の強さ(デシベル)は対数と累乗の関係で表されます。
分散、標準偏差の計算では、データと平均値の差の2乗を使用します。これにより、正負の偏差を等しく評価できます。
負の指数 x⁻ⁿ は、1/xⁿ と同じです。例えば、2⁻³ = 1/2³ = 1/8 = 0.125 となります。負の指数は「逆数の正の指数」を意味します。
指数法則 xᵃ÷xᵇ = xᵃ⁻ᵇ から導かれます。例えば、2³÷2³ = 1 ですが、指数法則を適用すると 2³÷2³ = 2³⁻³ = 2⁰ となるため、2⁰ = 1 でなければなりません。ただし、0⁰ は未定義です。
はい。小数の指数も計算可能です。例えば、4⁰·⁵ = √4 = 2 となります。分数の指数は累乗根を表します。x^(1/2) は平方根、x^(1/3) は立方根を意味します。
乗法は同じ数を複数回足し合わせること(3×4 = 3+3+3+3 = 12)、累乗は同じ数を複数回掛け合わせること(3⁴ = 3×3×3×3 = 81)です。累乗は乗法の繰り返しと言えます。
このツールは高精度計算ライブラリ(Decimal.js)を使用しているため、非常に大きな数値の累乗計算も可能です。ただし、結果が極端に大きくなる場合は、表示が科学的記数法になることがあります。
複利計算、人口増加の予測、放射性物質の減衰計算、コンピュータのデータ容量計算、細菌の増殖予測、投資の将来価値計算など、多くの実用的な用途があります。
2乗、3乗、n乗の計算
累乗と指数を計算
パーセンテージや増減率を計算
リアルタイムで除算を行います
各種API利用コストを詳細に計算するツールです。
サイトの平均滞在時間を計算