2つの分数を同じ分母に揃える
この通分計算機は非常にシンプルです:
通分(つうぶん)とは、複数の分数の分母を同じ数に揃えることです。異なる分母を持つ分数同士を足したり引いたりするために必要な操作です。
例えば、1/2 と 1/3 を通分すると:
1/2 = 3/6, 1/3 = 2/6
通分することで、分数同士を足したり引いたりできるようになります。例えば、3/6 + 2/6 = 5/6 と簡単に計算できます。
通分するには、以下の手順に従います:
2つの分母の最小公倍数(LCM)を求めます。これが通分後の共通分母になります。
各分数の分母が最小公倍数になるように、分子と分母を同じ数で掛けます。
手順:
最小公倍数(Least Common Multiple)とは、2つ以上の整数の公倍数のうち、最小の正の整数のことです。通分において、最小公倍数が共通分母として使用されます。
最小公倍数は、各数の倍数を列挙して、共通する最小の数を見つける方法や、素因数分解を使う方法などがあります。
6 と 8 の最小公倍数:6の倍数は 6, 12, 18, 24... / 8の倍数は 8, 16, 24... / 最小公倍数は 24
通分は分母を同じにすること、約分は分数を最も簡単な形にすることです。通分では分数が大きくなることがありますが、約分では必ず小さくなります。
最小公倍数を使うことで、最も小さい共通分母で通分できます。より大きい公倍数でも通分できますが、計算が複雑になり、後で約分が必要になることが多いです。
はい、できます。このツールは2つの分数に対応していますが、3つ以上の場合も同じ原理で、すべての分母の最小公倍数を求めて通分します。
最小公倍数を使って通分した場合、通常は約分の必要はありません。ただし、計算結果に対しては約分が必要になることがあります。
はい、分母が異なる分数同士を足したり引いたりするには、まず通分して分母を揃える必要があります。分母が同じであれば、分子同士を足し引きするだけです。
数学の宿題、料理のレシピ調整、建築や工作の寸法計算など、分数を扱う様々な場面で役立ちます。
このツールは、ユークリッドの互除法を使用して最大公約数を求め、その結果から最小公倍数を計算します。最小公倍数 = (数1 × 数2) ÷ 最大公約数 という公式を使用します。
初回アクセス後、ブラウザにキャッシュされればオフラインでも使用できる場合があります。すべての計算はブラウザ上で実行されるため、インターネット接続は必須ではありません。
分数の加算、減算、乗算、除算
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